ペットに与えるβグルカンの適正量
全ての食品がそうであるように、βグルカン(ベータグルカン)にも食べ過ぎはあるでしょう。
βグルカンの適量は、人間と同様に犬にも猫にも個々の体質、体調によって大きく異なるのですが、食べ過ぎにのみ注意することが肝要です。
βグルカンも、他の一般食品と同じように、食べ過ぎると満腹感を感じたり、胃もたれを起こしたりします。注意すべきは、効率のよい高純度のβグルカンは見た目が少量でも大量の食物繊維を含んでいることです。つまりは、見た目以上に少量でも満腹感を感じ易い食品だということです。
人間の場合と同様に犬も猫も、βグルカンを食すると便秘が緩和されるはずです。食物繊維の性質を持つβグルカンによる機能性の一端だと言えます。
βグルカンの食べ過ぎの目安は、便秘の緩和を通り越して、便が緩くなり過ぎない範囲です。βグルカンの摂取量によって、便がゆるくなり過ぎるようなら、少し量を減らすことで、最適なβグルカン量を探ることができます。
『何事も過ぎたるは及ばざるが如し』、βグルカンも採り過ぎて良いものではありません。個々人、個々のワンちゃん、ネコちゃんに最適な量は、少しづつ量を増やして調整してあげることで簡単に見つけることができます。
なお、低純度βグルカンでも、高純度βグルカンでも、食べ過ぎた場合の不具合の出やすさは、同じです。食べ過ぎない範囲で食することのできる量は限られるため、高純度βグルカン(ベータグルカン)の高効率が効いてきます。